「洗濯洗剤のおススメの洗い方!【※洗剤工場監修】部屋干しでも洗い方次第で、臭くならない方法が判明??」

洗剤ブログ

洗濯は生活の上で重要なな家事の一つ、ですが洗濯についてなんとなく洗濯していませんか?

「家族が多いのでそれどころではない!一気に洗ってしましたい」や一人暮らしで毎日仕事も忙しく、「洗濯は全自動洗濯機に洗濯物を突っ込んでおいて、溜まれば洗剤を投入してボタン一つで終わり」など生活スタイルに応じて洗濯のアプローチや考え方は違いますよね。

 

ただここでは少しの知識で洗濯に対する考え方が代わり、皆様の洗濯をより効率よく綺麗にするお手伝いが出来ればと思います。

 

ペン博士
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それでは正しい洗濯の仕方を見ていきましょう。

【部屋干しは間違い?洗濯日和は実は間違い??

「今日は天気がいいから洗濯物をしよう!」皆さんそう思いますよね!私も工場で勤務するまでそう思っていました。

ところがこれ間違いなんです!!!

えー!どゆこと??ってなりますよね。。私もそうでした。

ただ、仕事でお付き合いのあるクリーニング屋さんにいくと、皆さん口をそろえて天日干しは進めないんです!(天日干ししているクリーニング屋さんはいませんでした。)

当時、私は「え?」ってなりましたが理由をきいて納得しました。

【紫外線で衣類が傷むから】

聞いて、「たしかに!」って納得したのを覚えています。

夏場の日差しが強い時期にバスタオルなどを物干し竿にかけて干すと、とりこむころには物干し竿に、かけていた部分の色が変色してたり、気に入っていたTシャツを、日差しの良い時に干したらハンガーの跡が残っていたりと、確かに外で干さなければ痛まなかったと、皆さんもご経験がありませんか?

洗濯物は紫外線を浴びると色が抜けるから、プロの方々は外では干さないそうです。

とくに濃い目の色は紫外線に弱く、色あせる可能性が高いので、大切な衣類を外で干す場合は、裏返しにして干すこと進めてます。

ペン博士
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洗濯物を直射日光に当てると衣類が傷むんですね。

お肌にも紫外線が弱いいのは皆さんご存じだから、女性の方は特に紫外線対策されている方は多いと思います。

衣類も紫外線には弱いので、お肌と一緒なんですね!

洗濯物は「晴れても雨でも日光に当てて干さない」これが基本とななんですよね!

部屋干しは臭くなる??

ペン博士
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洗濯物を日光に当てないなら、部屋干しで干すことになる。

部屋干しで衣類が臭くならないのか?

見てみましょう。

ここで皆さんの意見で、「だって部屋干しは衣類が臭くなるじゃん!」

という意見があると思います。

これって実は大きな間違いを犯しているから洗濯物が臭くなるんです。

【部屋干しで洗濯物が臭くなるのは、ちゃんと綺麗に洗濯物が洗えてない証拠!!】

洗濯物が部屋干しで臭くなるのは洗い方に問題がおりますが、まず洗う前に確認しないといけないことがあります。

「洗濯するために脱いだ衣類をどうしているか?」という点です。

私は独身のため、洗濯物に限らず自宅の家具の配置から、なにをするのも自分の判断で好き勝手しています。

そのため洗濯物に関しては服を脱いで、洗濯層に突っ込んでおいて、溜まったら洗濯する!というルーティーンでした。

これなら洗濯カゴのスペース分が浮いて、スペースの有効活用しているとさえ思っていました!

これ、「大きな間違いです!」

ペン博士
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脱いだ衣類を洗濯槽に入れての保管はNG。

というか問題外だったみたいです!このことを洗剤工場と、契約しているクリーニング屋さん達に話したら、当時プロのみんなさんは呆れていました。。

衣類を洗濯機の中に入れっぱなしにしておくと雑菌がどんどん繁殖するのです!

この雑菌が臭いの原因となるモラクセラ菌だそうです。

いわゆる、部屋干し臭、生乾きの臭い、乾いてもなんか臭い臭いは、すべてモラクセラ菌などの雑菌の仕業となります。

モラクセラ菌は糞のようなものを排出するのですが、臭いの元凶なのです。

ペン博士
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部屋干し臭は雑菌の糞が原因なんですね。

臭い部屋干し臭のする衣類などは、【雑菌の糞まみれの衣類ってことです】

具体的に聞くと衝撃的な事実ですよね。。

湿度の多い洗濯機の中に汗などが付着した衣類はモラクセラ菌の大好物です。

モラクセラ菌の栄養は水分だからです。

そのため、洗濯カゴ代わりに洗濯機の中に衣類をいれるのはやめましょう。

菌を増やさないためには脱いだら衣類はすぐ洗うのがベストですが、洗濯物がある程度溜まらないと洗濯機は回しませんので、洗濯かごを利用しましょう。

ペン博士
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洗濯物の保管に部屋干し臭を発生させないポイントがあるので整理してみよう。

洗濯物保管ポイント

通気性の良いカゴを洗濯物の保管に使用する。
● 脱いだ衣類は24時間以内に洗濯する。

この2点が非常に大きなポイントとなります。

洗濯かごはメッシュタイプなど、通気性の良いものがおすすめとなります。

【部屋干しの為に洗濯槽の汚れも洗浄!】菌を退治して嫌な臭いと決別する

次に菌が繁殖する場所とはズバリ「洗濯槽」です。

洗濯槽のお裏側はモラクセラ菌のが住みつきます。

洗濯槽の分解の様子などはyou tubeに業者さんがアップしている動画がありますので、一度見てみてください。

ペン博士
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洗濯槽の汚れにびっくりしますよ。

洗濯機はこだわると大変高額な洗濯機などがありますが、洗濯槽が汚れていると高額な洗濯機も意味がなくなってしまいます。

せっかく良い洗濯機で衣類を洗浄しているつもりが、かえって衣類に菌をつけているとなると、悲しいですよね。。。

ペン博士
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洗濯槽が汚れていたら洗濯の効果は発揮しないので、洗濯槽は必ず洗浄しましょう

目安として、湿度の高い春夏はモラクセラ菌が繁殖しやすいので、1ヶ月に1回は洗浄しましょう。秋冬は乾燥してますので3ヶ月に1度でも大丈夫です。

ペン博士
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次の3点に当てはまる方は1ヶ月に1回は洗濯槽を洗浄する必要があります。

当てはまる方は月に1回の洗濯槽掃除が必要

1.【洗濯石鹸を使用している】

理由:石鹸と水の鉄分が結びつきカスとなります。洗濯槽にへばりつきやすいのでこまめな洗浄が必要。

2.【柔軟剤を使用している】

理由:柔軟剤は非常に粘度が高く溶けにくい。洗濯槽にへばりつきやすい。

3.【ドラム式洗濯機を使用している】

理由:ドラムの中で叩き洗いをするので、非常に糸くずが出やすい。そのため洗濯槽が汚れる。

【部屋干しを効率的に!洗濯の洗い方で洗浄力が変わる】

次に臭いを発生させないためにはやはり洗濯で綺麗に洗浄することが大切です。

現代の洗濯機は高機能な物も多いですし、普通の洗濯機でも基本はボタン一つで洗濯が洗い終わりますよね!「洗い方って何を変えるの?」ここも菌を衣類に残さないためにしっかりと洗浄させる必要があります。

ペン博士
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洗濯機の機能、洗い方の行程を理解していきましょう。

洗濯する際、洗濯槽一杯に衣類を入れて、洗ったりしていませんか?(私はしていました。。)

これだとなかなか汚れは落ちないんですよ!

洗濯機の機能について説明すると、

スタートボタンを押すと、洗い➡すすぎ➡脱水と行程をわけて進んでいきます。

厳密に説明すると洗い➡脱水、すすぎ➡脱水、すすぎ➡脱水となっています。

洗いの過程で、汚れは衣類からはがれていきますが、まだ完全には繊維から離れた状態ではないと言えます。洗い後の脱水の行程で繊維からはがれすすぎの過程で汚れが落ちます。

ペン博士
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すすぎの過程で汚れを落とすので、すすぎが非常に重要!

※ここで注意点ですが、洗濯の際、基本洗濯機は全自動なので洗濯物を入れると自動で水の量も計算してくれますが、最近の洗濯機は節水モードとなっている為、重要なすすぎ時に水の量が実は足りていません。

水の量はマニュアルで変更して多めに設定してたっぷり余裕のある水分量しっかりと汚れを落とすことが重要です。

洗いの段階で既に水量が少ないと洗剤も残ってしまいますし、もちろん汚れも浮きません。

肝心のすすぎ時に水量が少ないと汚れを落としてくれないので、衣類が綺麗になりません。汚れが残ってしまうからです。

この負のループで衣類が綺麗にならず、洗濯臭が残り嫌な臭いや汚れが残るのです。

私は現在、洗濯する際は基本満水にして洗いますし、少ない量の時は2段階水量を上げて洗います。

ペン博士
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最近の洗濯機は通常モードで節水なのですすぎの水量がそもそも足りないんですね。

たとえば、雑巾などをバケツで洗うと少ない量だとなかなか汚れが落ちないですよね!

エレベーターの掃除をしている業者の方が、軽く水につけただけのモップでエレベーター内の床を掃除して、嫌なにおいが充満してる時ありますが、あれは汚いモップで永遠に吹いているから、逆に菌をつけているから汚れも臭いも残ります。。

ペン博士
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エレベーターや階段掃除でこの光景はよく見かける。

「雑巾臭い」とは雑菌のついた雑巾で拭いていているから、わざわざ雑菌をつけている。

だから臭いんですね。

ですので衣類を綺麗に洗い洗濯臭も残さないためには、十分な水量で綺麗に洗うことが、洗濯臭を起こさない綺麗な洗い方になるんですね!

参考記事:香りについての詳しくはこちら↓

【部屋干しの敵!お風呂の残り湯を洗濯に使用している方

ここで気になる点がある方いませんか?

お風呂の残り湯で洗濯されている方です。

ペン博士
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お風呂の残り湯で洗濯するのは正しいのか?

温度の高いお湯で洗浄すると、洗剤との相乗効果もあり、汚れは落ちやすくなります。

代表的なのは、食器洗いのさいにお湯を使われる方が多いのではないでしょうか?

もちろん効果がありますし、食器以外にも油汚れの強い、換気扇の掃除やしつこい汚れを掃除する際は、私もお湯と洗剤で効率よく掃除します。

汚れが落ちやすいし、お湯の残り湯を使えば水道代も節約できるので、洗濯物を洗う際はお風呂の残り湯は効果的・・・ではないのです。。

洗濯物を洗う際にお風呂の残り湯を使用するのは、効果的どころか逆効果なんですよ。。

洗濯物を洗う際にすすぎが重要とお話ししましたが、洗濯➡すすぎと綺麗な水で、なお洗濯と水の割合分量も大切なことをお伝えしました。

なのに洗濯➡すすぎでお風呂の残り湯を使ってしまうと、汚れがまた衣類に付着してしまいます。皮脂やタンパク質といった、人体の汚れがお風呂の中にはたくさんあります。

人が入った後の湯舟には入りたくないといった方もいますが、この汚れが嫌だからですよね。

この汚れが衣類に付着したままで乾燥させると、嫌なにおいの原因になるので、おふろの残り湯を使用した洗濯は避けましょう!

ペン博士
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お風呂の残り湯を使っての洗濯は、わざわざ汚れを衣類に付けているようなもの。

【部屋干しで洗濯物が臭くならないコツ!よい部屋干しをするためには

ペン博士
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部屋干しでも洗濯物を臭くならないコツがある。

正しい「乾燥・仕上げ」の方法を見ていきましょう。

【部屋干し必須アイテム】

部屋干しで効率よく洗濯物を干すには、良い環境を構築することが必要なんですけど、簡単に環境は整えれます!

必要なのは温度・湿度・風洗濯物を乾かすために、環境を整えます。

私は、企業のエアコンの設置メーカーさんとお取引させていただき、色々助言をいただいたりして、よいお付き合いさせていだだいています。

社長さんとよく色々なお話をさせていただくのですが、以前エアコンの効きも温度、湿度、風が重要とお話しされていました。

夏場に湿度が高いと、エアコンの温度を下げても、なかなか涼しくならないご経験はありませんか?設置メーカーの社長さんは湿度をコントロールして、風を循環させれれば、エアコン温度を27℃設定でも十分涼しいと教えていただけました。

空調のプロの方も温度・湿度・風は重要だと教えていただきました。

洗濯物も湿度・温度・風をコントロールすることで、効率よく洗濯物を乾かします。

ペン博士
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エアコンの温度調整も洗濯物の乾燥も「湿度・温度・風」が重要なんですね。

温度は人が快適に感じる程度でよいです。

夏場、エアコンを27℃設定、冬場22~24℃位が一般的ですが、洗濯物を乾かす温度で考えると、このぐらいの温度で十分ですね。

湿度は40%位がベストなので、冬場は乾燥しているので特に問題はありませんが、梅雨時期や夏場は湿度が高いので、除湿器で湿度をコントロールしましょう。

ペン博士
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室内干しにも、梅雨時期や夏場に部屋を快適な温度に調整する為にも、除湿器は必須アイテム。

除湿器を使用している方ならお分かりだと思いますが、梅雨時期に除湿器を使うとすぐ水が溜まりますよね。湿度の高さを実感しますし、これだけ湿度が高いとなかなか洗濯物も乾かないのが理解できます。

除湿器で部屋の余分な湿度をコントロールしてください。

後は扇風機やサーキュレータで衣類に風を送るとよく乾きます。

話は変わりますがお風呂上りに、お風呂場を乾燥させるためにサーキュレーターで風を送ったりして乾燥させる方いますよね。

あれは良い乾燥方法です。衣類にも風を当ててあげると効率よく洗濯物が乾燥します。

温度・湿度・風を利用し、室内干しの環境を整えてから、洗濯物を干すと5時間くらいで洗濯物も乾きますので、外の天気に左右されません。

外干しだと、衣類の痛みや花粉、PM2.5などの有害物質が付着するリスクがあったり、外出時天候が変わり帰宅したら干していた衣類が濡れていたなどの影響もあります。

洗濯乾燥機能付きのドラム式洗濯機は、高額なコスト面の問題もあります。


ペン博士
ペン博士

部屋干しの環境を整えるのは、温度・湿度・風をコントロールすること。

比較的低コストですぐにでも実践できるので是非試して欲しいですね。

部屋干しの環境を整えるポイント

【温度】:エアコン
【湿度】:除湿器
【風】:扇風機・サーキュレーター

洗濯物 室内干しのまとめ

洗濯物の室内干しでも衣類が臭くならない方法を、見てきましたがどうでしたか?

今までの室内干しに間違えているポイントがあったり、新しい発見があったりと部屋干しに対して考え方が変わったのではないでしょうか。

私も洗剤工場で働き、取引するクリーニング店のオーナーさんや、空調設備メーカーの社長さん、その道のプロの方に教わり、有益な情報をしることができ、清潔で効率の良い洗濯が出来ています。

今回の部屋干しでも衣類が臭くならないポイントをまとめますね。

ペン博士
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今回の部屋干しでも衣類が臭くならないポイントを覚えておこう。

部屋干しでも衣類が臭くならないポイント

洗濯物を洗濯槽に溜めない。(洗濯かごを利用する)
・洗濯物は洗濯機の60%以内にして洗う。
・洗濯時の水の量は多めにして使用する
・洗濯に使う水はお風呂の残り湯を使ってはいけない。
・洗濯槽は定期的に清掃する
・部屋干しする際は【温度・湿度・風】をコントロールし、部屋干しに最適な環境を構築する。

室内干し必要なポイントを守り構築し、綺麗に衣類を洗うことができ、部屋干しの正しい環境で干せば衣類は臭くなりません。

わざわざ、「部屋干し用洗剤」なども使わなくてすみますし、外で干した際の、天候、有害物質のリスクも排除できます。

また衣類の汚れてを取りたいからといって、洗剤を決められた分量以上に足しても汚れが落ちることはありません。むしろ洗剤がすすぎきれないので、決められた量の洗剤を投入してくださいね。

ペン博士
ペン博士

洗剤の量を多くしても汚れが落ちるとは限らない。

詳しくは参考記事を見てみてください。

関連記事:界面活性剤のしくみ

落ちにくい汚れなどは別の機会にブログにアップしますね

室内干しのポイントを是非実践してみて、綺麗に洗濯された衣類を楽しんで下さい。

高級ダウンなどの洗濯は技術の高い専門のクリーニング屋さんに選択してもらうのがおススメです!

【付録】自宅で洗わず、専門店に任せる衣類!

ペン博士
ペン博士

自宅で洗うのには技術が必要な衣類もある。

専門店に任せた方がよい場合もあるから参考にしてみてください。

モンクレールやカナダグースなどに代表される、高級ダウンは私の取引先のクリーニング屋さんも、お客様から預かって、ダウン専門のクリーニング屋さんに外注してました。(逆に技術がないのにお客様から預かってクリーニングする、クリーニング屋はちょっと問題ですね。。)

室内干しのアドバイスはしましたが、技術力や、専用の機械、知識が必要な衣類はもちろんありますし、この季節活躍しているダウンで高級ダウンを利用されている方は、汚れた際の洗濯は、専門店に任せましょう!


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