目次
食事でのしつこい汚れの代表的なモノにカレー、シチュー汚れがあります。
カレーやシチューは手軽に作れて、コストも安いので、私は毎週作っています。
特にカレー、食べている最中に衣類に飛び散りシミになってしまうと厄介な汚れになりますよね。
今回の記事ではしつこいカレーが衣類についた際の、ルー汚れの除去についてご紹介していきたいと思います。
カレーが衣類についたときの洗濯対処法を見ていこう。
【カレーの汚れは一体何?】
ところでカレーはなぜ黄色なのでしょうか?
この色が黄色じゃなかったら、まだ誤魔化せたのにと思うことがあります。
カレーはなぜ黄色いのだろう?
この黄色い色はカレーのスパイスに関係していて、スパイスのターメリック内に「クルクミン」という黄色い色素を持つ成分が含まれてる。
これがカレーのシミになる原因ですね。
クルクミンは天然の着色料として食品に色をつけるために使われる、強い色素。
一度染まると簡単に落ちないだけでなく、時間が経つほど繊維と結合します。
そのため、カレーのシミが衣類についたら、早く取り除く事が重要になってくる。
とはいえ、外出先でのランチでカレーを食べた際など、すぐ衣類が洗える状況でない場合や、お子さんが学校などでカレーのシミをつけた場合などは洗濯する時に気が付きますよね。
では、どうすればよいかご紹介します。
【カレーの染み抜きは洗濯洗剤ではない?】
カレーシミは水に溶ける「水溶性」と油に溶ける「油溶性」が混ざりあったものになります。
水だけでも落ちないし、油だけでも落ちないという要因。
ではカレーのシミ汚れ分解に適した洗剤を使用すればいいということになりますね。
を使用するのがカレーのシミを落とすのに有効な洗剤ということになります。
【カレーの染み抜きするにあたり、まずはチェック】
衣類の素材が水洗いができるかを洗濯表示を確認する必要がある。
そもそも水洗いができない衣類なら、プロの技術が必要になるのでクリーニング屋さんにお願いしよう。
【カレーの染み抜きに必要な物】
・40~60℃のぬるま湯
・食器用中性洗剤
・酸素系漂白剤
・日光
カレーの染み抜きに必要な物を揃えたら取り掛かろう。
ポイント①:まずはぬるま湯である程度汚れを落とす。
お湯の方が粘度が下がるので、最初にぬるま湯で汚れを落とすのがポイント。
ポイント②:食器用中性洗剤を直接シミにかけて軽くもみ洗いする。
ポイント③:ぬるま湯で洗い流す。汚れが落ちてなければ、また食器用中性洗剤をかけてもみ洗いし、ぬるま湯で洗い流す作業を繰り返す。
ポイント④:衣類からシミが落ちればしっかりと衣類をすすぎ、落ちなければ、シミに酸素系漂白剤を使いつけおきする(30~60分)。
ポイント⑤:すすいでから仕上げに洗濯機で洗濯する。
洗濯が終われば後は干すだけですが、通常の洗濯であれば室内干しを推進していますが。カレーのクルクミンは紫外線によって色素成分が分解されるので、天日干しが有効になります。
その際注意が必要なのは、陰干し推進の衣類は天日干しはできませんし、衣類はやはり紫外線に弱いので長時間の天日干しは避けてください。
【カレーの染み抜き まとめ】
それではまとめてみよう。
・カレーのシミは油と着色料にも使われる強い色素が入っている。
・カレーの染みは水だけでも落ちないし、油だけでも落ちない「水溶性」と「油溶性」が混ざりあったもの。
・カレーの染み抜きに適した洗剤は食器用中性洗剤・酸素系漂白剤。
コメント