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住み始めたころは綺麗だったフローリング。
年月を重ねるにつれ、いつの間にか黒ずんできて、こまめに掃除してもなかなか汚れが落ちにくく、諦めてしまった独身男性の自宅のフローリングなんて、もはや黒ずみ除去は不可能な状態。
よくある光景ですね。
そんな黒ずみを取り除く方法を今回はご紹介していきます。
いつの間にかフローリングが汚れている黒ずみ。
黒ずみの原因をまずは見ていこう。
フローリングの黒ずみ、そもそも黒ずみは何の汚れ？
【フローリングの黒ずみ、油・皮脂汚れの場合】
しつこい油汚れには油汚れ用洗剤があり、ステンレスのお掃除には専用のクレンザー、手洗いには石けんなど私たちは掃除や用途によって専用の洗剤を使用しています。
これは「何の汚れ」かを理解しているとも言えますね。
となるとフローリングの黒ずみってなんでしょう？
それは主に油や皮脂汚れです。
「あー」って納得する感じですよね。
黒ずみの原因は油、皮脂汚れが原因。
キッチンのフローリングにマットを敷く理由もこのためで、料理をすればもちろん油が飛び散ります。
キッチン周りは油汚れ用洗剤でお掃除をマメにしますが、フローリングまではその日のうちにお掃除するのは、独身の方ではなかなか気が回らないもの。
そして自宅でスリッパを使用しない方は、この料理油に加え、裸足で歩くために皮脂汚れがフローリングに付着し黒ずみになるわけです。
関連記事：洗剤の成分の違いについて
【フローリングの黒ずみ、カビの可能性】
黒ずみは場所によってことなる汚れでもあります。
湿気の多い場所、お風呂場の脱衣所などの黒ずみはカビの可能性が高いでしょう。
布団を敷きっぱなしにしている方などは、カビが発生しやすい環境になってしまっているので注意が必要です
黒ずみの場所によってはカビなどの菌が原因の場合もある。
【フローリングの黒ずみ、ワックスが劣化した場合】
フローリングを保護するために塗られているのがワックスですが、長年生活で住居を使用していると、もちろんワックスも劣化していきます。
ワックスが劣化していくとフローリングはもちろん保護されません。
定期的にワックスの塗り替えは必要と言えます。
またペットを飼っている方は注意が必要なのがペットの尿が黒ずみの原因となること。
ペットの尿は成分的にフローリングのワックスを通り越し、染み込んでいくためフォローリングのコーティング効果も意味がありません。
そのため多くのマンションで、ペット不可のマンションが多い原因とも言えます。
ペットの尿がフローリングに染み込んでしまった場合は早急に専門業者に依頼する必要あり。
ペットの尿が原因での黒ずみはワックスの劣化になる。
早急に専門業者に連絡して対応してもらおう。
フローリングの黒ずみを落とす掃除方法
フローリングの掃除ですが、まずは埃を取りましょう。
フローリングワイパーや掃除機で埃や髪の毛を取り除きます。
続いて拭き掃除で黒ずみを取り除くわけですが、まずは雑巾で水拭きします。
水拭きで取れない際は、中性洗剤を使用します。
まずは雑巾で水拭き、だめなら中性洗剤を使用して拭き取る。
では中性洗剤の分量は？
通常の食器用洗剤であれば小さじ1杯、濃縮タイプなら小さじ半分以下を水2ℓのバケツに入れて混ぜてください。
洗剤がうまく混ざりあったら、雑巾をバケツ内に浸け、水を絞り黒ずみを拭き取りましょう。
また中性洗剤を使用した場合は洗剤が、床に残る可能性が高いので、黒ずみ汚れを拭き取った後、水拭きで洗剤が残らないよう2度拭きしてください。
水拭きをしたら最後に水分がフローリングに残らないよう乾拭きをして終了です。
フローリング黒ずみのカビを取り除く場合
カビが原因での黒ずみの場合は、中性洗剤でなく無水エタノールが効果的です。
無水エタノールの原液を80％希釈してください。
希釈した無水エタノールをカビに散布してから雑巾で拭き取ると良いでしょう。
※無水エタノール使用時はフローリングの色落ちに注意が必要。
カビが原因の場合は掃除方法が異なる。
カビの場合は無水エタノールを使用。
注意点はフローリングの色落ちする場合がある。
【フローリング黒ずみ掃除のまとめ】
・埃や髪の毛などのゴミを掃除機、フローリングワイパーなどで取り除く。
・雑巾で水拭きをし黒ずみを拭き取る。
・水拭きで取れない場合は中性洗剤を使用する。
・中性洗剤を使用した場合は水拭きで洗剤を拭き取る。
・最後に乾拭きをし水分を拭き取る。
・自分で掃除しても取れない場合はプロに任せる。
・無水エタノールを80％希釈する
・カビに散布。
・雑巾で拭き取る。
・無水エタノール使用時はフローリングの色落ちの可能性あり。
・自分で掃除して取れない場合はプロに任せる。
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